目次
💸 オーバーローンが発覚したときの主な解決策
① 自己資金で差額を補填する
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一番シンプルな方法。
例:売却価格2,500万円、ローン残債2,800万円 → 300万円を現金で補填 -
貯金や親族からの援助などで補えるなら、手続きもスムーズ。
② 住み替えローン(買い替えローン)を使う
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住宅を買い替える人向けに、**「新しい住宅ローンに旧ローンの残債を上乗せできる」**制度。
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新居のローン+旧居の不足分=合算で一本化できる。
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条件はやや厳しめ(信用力、返済負担率など)。
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メリット:自己資金不要で住み替え可能。
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デメリット:ローン総額が増え、返済リスクもUP。
③ 任意売却(にんいばいきゃく)
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金融機関(銀行)に許可を得て、ローン残債が残っても売却する方法。
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競売よりも高く売れやすく、信用情報への影響も軽減される可能性あり。
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信用情報に「事故」として記録される場合もあるが、競売よりはマシ。
任意売却は以下のようなケースに向いてます:
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返済が困難で延滞している
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競売になる前にどうにかしたい
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債務整理と併用して再スタートを切りたい
④ 不動産会社に「買取保証付き売却」を相談
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一定期間内に買い手が見つからない場合、不動産会社が買い取ってくれるプラン。
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査定額はやや低くなるが、早期売却・資金計画が立てやすい。
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差額が残る場合は自己資金や住み替えローンと併用。
まとめ
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金融機関に相談は早めに!
状況を伝えると、返済計画の見直しや売却の承認をもらえる可能性があります。 -
収支計画を立ててから行動する
無理にローンを抱えると生活破綻に繋がるので、「手元にいくら残るか」冷静に計算しましょう。 -
専門家に相談を
任意売却専門の不動産会社や、弁護士・司法書士なども力になります。